プエラリアの成分ミロエストロール

「ミロエステール」の正体

プエラリアはバストアップや女性らしい体つきを促す植物として有名ですが、そのヒミツはプエラリアに含まれる「ミロエストロール」にあるのです。

そもそも、バストアップのためには、女性ホルモン「エストロゲン」を活性化する必要があります。エストロゲンとは、卵胞ホルモンとも呼ばれる女性ホルモンのことで、女性らしい体、バスト、髪の毛をつくったり、肌の状態を整えたりと様々な働きを担っています。
エストロゲンの分泌量のピークは18歳前後で、40歳以降から減り始めます。
そして、閉経前後にエストロゲンは急激に減少してしまいます。これが更年期障害の主な原因ともいわれています。

ミロエストロールは、女性ホルモンのエストロゲンの働きを活性化させる誘導体で、同じく女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンのおよそ1000倍の活性度を持っていると言われているほど優れたパワーを持っています。
だからこそプエラリアは、バストアップだけでなく、美肌、美肌、生理不順の緩和、更年期障害の緩和など多岐にわたって効能が期待されているのです。

ミロエストロールの注意点

現段階で、女性ホルモンのエストロゲンに作用するミロエステロールを含むのはプエラリアだけです。
そのパワーは、イソフラボンのおよそ1000倍の活性度を誇るといわれていることからも、強いことがわかります。だからこそ様々な効果が期待されているのですが、パワーが強いので、ピルや不妊治療薬を服用中、妊娠中、授乳中など、通常よりも体がデリケートなときはミロエストロールがエストロゲンの働きを活発にしすぎてしまう危険があります。
かえって悪影響を及ぼす可能性がありますので、プエラリアは控えた方がよいでしょう。

プエラリアだけでなく、強い女性ホルモン様物質を含んでいるものを、まだホルモンバランスが整っていない年齢の方が服用し続けると、生理不順や貧血、不妊症などを引き起こす原因になる恐れがありますので20歳以下の方はプエラリアの服用に十分な注意が必要です。
もちろん、ホルモンバランスが整っている20歳以上の方でも目安摂取量以上を摂取し続けると、生理周期が乱れたり、不正出血などを引き起こしたりする恐れもありますので、早く効果を感じたいからといって過剰摂取をするのは大変危険です。

サプリメントは薬ではありませんので、たくさん摂ったからといって効果が高まるものではありません。
プエラリアの1日の上限摂取量はおよそ200〜400mgです。
初めてプエラリアを摂取する方は、体が慣れていくまで少量ずつ摂取して、体が慣れてきたら少しずつ量を増やしていくのがおすすめですよ。

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