プエラリアのアレルギー注意

プエラリアのアレルギーに注意!

プエラリアは、マメ科クズ属の植物です。プエラリアの写真を見たことがある方はわかると思いますが、見た目はジャガイモや山芋に近いです。
サプリメントやドリンクなど、食用に使われるプエラリアは、植物の根っこを使っています。この根っこはイモなので、山芋アレルギーのある方がプエラリアを摂ると、アレルギー反応が出る危険性があります。

アレルギーの原因は「シュウ酸カルシウム」です。
シュウ酸カルシウムとは、植物の根に存在している成分で、プエラリアも根っこを使っていますのでシュウ酸カルシウムが存在している可能性が高いです。
今までに山芋を触って手がかゆくなったり、湿疹状のブツブツが出たりした人は接触性の山芋アレルギーの可能性があります。また、今までに山芋を食べて、皮膚のかゆみ、赤み、蕁麻疹などの皮膚症状、喘息、腹痛、下痢、吐き気などの症状が見られた人は、山芋の食品アレルギーの可能性があります。
山芋アレルギーには皮膚に触れることでアレルギー症状が出る場合と、食べることでアレルギー症状が出る場合がありますので、過去に山芋を食べてアレルギー症状が出たことのある方は服用タイプのプエラリアを控えて、過去に山芋に触れてアレルギー症状が出た方は、クリームタイプのプエラリアを控えた方が良いでしょう。

プエラリアを控えた方が良い人

アレルギーの方以外でも、プエラリアを控えた方が良い人がいます。
それが以下の方々です。

生理前・生理中の方

プエラリアは女性ホルモンに作用しますので、心身がデリケートな状態の生理前・生理中にプエラリアを摂ると女性ホルモンのバランスが崩れてしまう可能性があります。
女性ホルモンが崩れると、生理痛がひどくなったり、生理のサイクルが乱れたり、PMSがひどくなったりするリスクが高くなりますので、プエラリアはホルモンバランスが正常なときに摂るようにしましょう。

ピルを服用中の方

ピルとプエラリアを併用してしまうと、女性ホルモンが過剰に分泌されて、ホルモンバランスが崩れてしまう可能性があります。
女性ホルモンは分泌量を増やしたからといって良い影響を与えるわけではありません。
女性ホルモンはバランスが整えることが重要ですので、ピルを服用中の方はプエラリアは控えた方がよいでしょう。

薬を服用中の方

甲状腺の病気や不妊治療中の方などは、ホルモンに影響する薬を服用している場合があります。プエラリアを摂ってホルモンに作用することが治療に悪影響を及ぼす可能性もありますので、プエラリアの摂取は控えましょう。
どうしてもプエラリアを摂取したい場合は、必ずかかりつけの医師と相談の上、摂取してください。

プエラリアはホルモンに影響する食品ですので、上記に当てはまらない方でも、ホルモンバランスが乱れがちの方や、20歳以下の女性なども摂取には注意が必要です。
プエラリアの副作用を引き起こさないためには、正しく服用することに加えて、信頼できる製品を選ぶことも大切です。例えば、原産国タイの厚生省認定を受けているものや、有名国立大学提携のものなどは品質が高いプエラリアですので、信頼度が高いです。
価格や飲みやすさだけでなく、体に入れるものですから、安全性も考慮してプエラリアを選びましょう。

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