10代のプエラリア摂取

10代のプエラリア摂取はおすすめできない理由

女性の体は「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2種類の女性ホルモンによって維持されています。
これらのホルモンが正常に働くことで、生理がきたり、妊娠・出産の準備ができていたりするのです。
しかし、エストロゲンとプロゲステロンの分泌量がおかしくなったり、エストロゲンとプロゲステロンのサイクルが乱れたりするとホルモンバランスが崩れます。
ホルモンバランスが崩れると心身にあらゆる不調が現れるようになります。
具体的には、生理不順になったり、頭痛・便秘・肌荒れを起こしたり、イライラしたり、鬱っぽくなったりといった症状を引き起こします。
それだけ女性ホルモンは女性の心身の状態に大きな影響を及ぼしているのです。

女性ホルモンは、初潮を迎え、10代の思春期に活発に分泌されます。
しかし、体が成長途中の10代の頃は卵巣機能が未熟なため、女性ホルモンの分泌量は活発でもバランスを上手く調整できず、心身が不安定になりやすい傾向にあります。
10代のプエラリア摂取がおすすめできない理由はここにあります。
これは卵巣機能が成熟した女性にもいえることですが、ホルモンバランスが乱れがちな時期にプエラリアを摂ると女性ホルモンのバランスがより乱れやすくなります。
ですから、成人女性であっても生理前や生理中のホルモンバランスが乱れやすい時期はプエラリアの摂取は控えた方がよいのです。
ただでさえ心身が不安定で、ホルモンバランスが崩れやすい10代がプエラリアを摂ると、体だけでなく心のバランスを大きく崩してしまう恐れがあります。
女性ホルモンは女性が考えている以上に心や感情の部分を支えているホルモンですので、心身が成熟していない10代が摂るのはおすすめできません。

10代でバストアップをするには?

とはいっても、体の悩みが深いのも10代です。
しかし、10代はまだまだ成長期の真っ只中ですので、プエラリアに頼らずとも女性ホルモンの分泌は活発です。
生活習慣を整えることがバストアップへの近道ですよ。
では、10代でバストアップするには何に気を付ければ良いのでしょうか?

自分に合う下着をつける

きちんと自分に合う下着をつけると胸の成長を促します。
反対に、胸を正しい位置に固定できていなかったり、下着が小さかったり、または大きかったりすると胸の成長を妨げる原因になります。
3~6ヶ月毎に下着屋さんで、アンダーとトップを計ってもらい、そのときの自分のサイズに合ったものをつけることが大切です。
また、下着の付け方も大切ですので、店員さんにしっかりレクチャーしてもらいましょう。

バランスの良い食事を摂る

偏った食習慣はホルモンバランスを乱す原因になります。
また、胸を成長させるためには栄養が必要ですので、栄養バランスの良い食事が大切です。
例えば、納豆や豆乳に含まれるイソフラボンはエストロゲンと似た働きをしますし、かぼちゃやナッツ類はホルモンバランスを調整するビタミンEが含まれていますし、肉、魚、チーズなどは良質なタンパク質が含まれていますので、バストアップにはおすすめですよ。

ゴールデンタイムには就寝

体の成長や修復に欠かせない「成長ホルモン」と、「女性ホルモン」の分泌が活発になる22~26時はゴールデンタイムです。
バストアップだけでなく、お肌のためにもこの時間帯には眠るようにしましょう。

体を冷やさない

冷えはホルモンバランスを乱す原因になりますので、体を冷やさない習慣を心がけましょう。
小さなことですが、お風呂はシャワーではなく湯船に浸かり、飲み物は冷たいものではなく温かいものを飲むなど、血行を滞らせないようにしましょう。

10代は最も女性ホルモンの分泌が活発ですので、生活習慣を整えてバストアップを目指しましょう。

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