プエラリアと大豆イソフラボンの共通の効果

大豆イソフラボンとは?

大豆に含まれる「えぐみ」成分には、ダイゼイン、ゲニステイン、グリシチンなどのフラボノイドが含まれています。
これらのフラボノイドを総称して、「大豆イソフラボン」と呼びます。

大豆イソフラボンは、体内に入ると女性ホルモンの「エストロゲン」と似た働きをします。
エストロゲンはふくよかな体つきや健やかな肌を維持したり、骨密度を維持したりと様々な役割を担っています。
大豆イソフラボンはエストロゲンと似た働きをすることから、継続して摂ることで体内でエストロゲンの代わりを果たすと考えられているのです。
ただし、大豆イソフラボンは天然成分ですので、本物のエストロゲンの千分の一~一万分の一程度のパワーしかありません。
しかし、だからこそ成分が体に優しく届くというメリットもあります。

エストロゲンと似た働きをする「植物性エストロゲン」が含まれているのは大豆だけではありません。
同じマメ科の植物であるプエラリアにも植物性エストロゲンが含まれています。
では、プエラリアと大豆イソフラボンにはどんな効果があるのでしょうか?

プエラリアと大豆イソフラボンの共通の効果

美肌効果

エストロゲンは別名「若返りのホルモン」とも呼ばれています。
その由来は、肌の弾力やハリをつくるコラーゲンの生成を助けたり、ターンオーバーを促したりする働きを持っているからです。
植物性エストロゲンを摂ってエストロゲンの働きを助けることで、コラーゲンの生成や正常なターンオーバーを促すサポートをします。これにより、肌のハリ・ツヤ・潤いを導きます。

美髪効果

エストロゲンは、髪の毛の成長を助けたり、丈夫でツヤのある髪の毛をつくったりするためにも欠かせないホルモンです。
女性ホルモンの分泌が低下すると、髪の毛が細くなったり、こしがなくなったりといったヘアトラブルが起きやすくなります。
植物性エストロゲンを補充して、エストロゲンの働きを助けることで健やかで美しい髪の毛を維持します。

PMS(月経前症候群)や生理不順の改善

PMSや生理不順の原因の一つに、ホルモンのバランスの乱れがあります。
ホルモンバランスが乱れやすくなる原因は様々ですが、卵巣から分泌されるエストロゲンの量が不足することも原因の一つです。
植物性エストロゲンでエストロゲンを補充することで、ホルモンバランスの乱れを整え、PMSや生理不順を改善へと導きます。

更年期障害の緩和

更年期障害の原因は、閉経前後に急激に減っていく女性ホルモンにあると考えられています。女性ホルモンの分泌が減ることで、今まで保っていたホルモンのバランスが崩れてしまうことで自律神経も乱れ、頭痛や吐き気、体のほてり、冷え、イライラなどのあらゆる不調を引き起こします。
そこで、分泌が低下するエストロゲンに代わって植物性エストロゲンを補うことで、崩れたホルモンバランスを整えます。
また、閉経前後の更年期にさしかかると骨がスカスカになってしまう骨粗しょう症になりやすくなります。
骨粗しょう症にはカルシウムを摂れば良いと思っている方もいるかと思いますが、実はどんなにカルシウムを摂っても女性ホルモンの分泌が少ないと、骨内のカルシウムは溶け出してしまうのです。
エストロゲンには、骨内からカルシウムが溶け出すのを抑制する作用がありますので、植物性エストロゲンを摂ってエストロゲンの働きを助けることは、骨粗しょう症の予防にも繋がるのです。

エストロゲンは子宮や乳腺だけでなく、骨、血管、脳、肝臓、皮膚など様々な器官で重要な働きを持っています。
だからこそ、エストロゲンの分泌が減少すると、その全ての器官に影響を及ぼすのです。
ホルモンバランスの乱れやエストロゲンの分泌低下による不調を防ぎ、改善するためにも、植物性エストロゲンを摂ってエストロゲンを補充することが大切なのです。
ちなみにプエラリアと大豆は同じ植物性エストロゲンを含む植物ですが、プエラリアは大豆のおよそ40倍もの植物性エストロゲンが含まれています。
植物性エストロゲンを摂るなら、より効果実感の早いプエラリアがおすすめですよ。

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