プエラリアを生理周期に合わせて飲む理由

プエラリアを生理周期に合わせて飲む理由

プエラリアは生理周期に合わせて飲まなければなりません。
では、なぜ生理周期に合わせて飲まなければならないのでしょうか?

そもそも生理周期というのは卵胞期と黄体期が繰り返すサイクルのことを指します。
卵胞期と黄体期では心身の状態が変わります。

卵胞期の心身の状態

卵胞期は生理期間から排卵期までの期間です。
生理期間が終わり、卵胞期後期からはエストロゲンの分泌量が活発になります。
エストロゲンには美しい肌や女性らしい体をつくる働きがありますので、この期間は肌のツヤ、髪の毛のツヤが良く、ダイエットにも適しています。
体の状態が上向きですので、気持ちも穏やかな状態です。

黄体期の心身の状態

排卵が終わって基礎体温が上がると黄体期に変わります。
黄体期になると、エストロゲンが急激に減りプロゲステロンの分泌が増えていきます。
プロゲステロンには、水分を溜め込んだり代謝を滞らせる働きがありますので、この期間は体のむくみや肌荒れ、便秘が起こりやすくなります。
人によってはPMS(生理前症候群)が酷くなる時期でもあります。
このような体の変化によって心もストレスを感じやすい状態です。

プエラリアは、エストロゲンの分泌が活発になる卵胞期に摂って、プロゲステロンの分泌が活発になる黄体期には摂取を控えなければなりません。
プエラリアに含まれているのはエストロゲンと似た構造を持つ植物性エストロゲンですので、エストロゲンの分泌が活発になる時期に摂ることでエストロゲン作用を助けます。
反対に、プロゲステロンの分泌が活発になる黄体期に植物性エストロゲンを摂取してしまうと、ホルモンバランスを崩してしまう可能性があります。
黄体期にホルモンバランスが崩れると、不正出血や生理不順、PMSを起こしたり、PMSを悪化させてしまったりする恐れがあります。
プエラリアは生理周期に合わせて飲むことで、効果実感を高め、副作用のリスクを下げるのです。

自分の生理周期を把握しておくこと

プエラリアの効果実感を高め、副作用のリスクを下げるためには、自分の生理周期を正確に把握しておくことも大切です。
生理周期は、生理初日から次の生理前日までの期間のことです。
例えば、1月1日に生理が始まって、1月30日に次の生理が来た場合、生理周期は29日となります。
個人差はありますが、生理周期は健康な女性の場合25日~38日程度といわれています。
ただし、生理周期はストレスや疲労などによって毎月若干変わりますので、正確な生理周期を把握するためには3~4回分のデータを揃えて、平均値を出しましょう。
最近では、自分の生理周期がわかるアプリもたくさんありますので、それを活用するのも良いでしょう。

自分の生理周期を把握したら、プエラリアを飲んでいい時期と控える時期が正確になり、副作用のリスクも低くなります。
飲む時期と飲まない時期がわからなくなりそうで心配だという方は、エストロゲンの分泌が活発になる卵胞期用とプロゲステロンの分泌が活発になる黄体期用と飲み分けができるサプリがおすすめです。
副作用を防ぐためにも、効果実感を効率よく得るためにも、プエラリアは生理周期に合わせて飲みましょう。

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