プエラリアを飲むとめまいが起こる?

プエラリアを飲むとめまいが起こる?

プエラリアを使用した方の中に、「プエラリアを飲んだらめまいが起きた!」という方がいます。ではなぜプエラリアを飲むとめまいが起こることがあるのでしょうか?

プエラリアの主成分は女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする「植物性エストロゲン」です。
プエラリアで植物性エストロゲンを補充することで、エストロゲン作用を促します。
エストロゲン作用が促されると、女性ホルモンのバランスが整いやすくなりますので、バストアップや美肌などの効果が期待できます。
このようにプエラリアを継続して摂るとエストロゲン作用は活発に働こうとします。
しかし、急に変わったホルモンの変化に心身が追い付かずに「めまい」という症状が出ることがあるのです。

プエラリアはサプリメントの中でも比較的作用が強く、また一般的なサプリなどと違ってホルモンに作用するものですので、いきなり摂取を始めると副作用が出てしまうことがあります。
以上が、プエラリアを飲んでめまいが起きてしまった理由だと考えられます。

めまいを引き起こさないためには?

では、プエラリアを飲んでめまいを引き起こさないためにはどうすればよいのでしょうか?
「プエラリアを飲んでめまいが起きた!」という方の多くに、2つの共通点があります。それは、プエラリアの「摂取量」と「飲む時期」です。

プエラリアのサプリやゼリーなどの位置づけは健康食品ですので、薬のように1日の規定量というものはありません。
しかし、どの健康食品にも目安摂取量というものが存在しています。
いくら健康食品が薬ではないといっても、過剰摂取をすると健康被害を引き起こす恐れがありますので、不調を引き起こさないために1日に摂る目安が定められているのです。
健康食品を摂る方の中には「たくさん摂ればより早く効果が出る!」、「薬じゃないし副作用もないから大丈夫!」などと思って、安易に目安摂取量以上摂ってしまう方がいます。
「プエラリアを飲んでめまいが起きた!」という方の多くが、プエラリアの過剰摂取をしていました。
プエラリアの1日の目安摂取量は400mg以下といわれています。
しかし、プエラリア製品の中には、1日の摂取量が400mg以上になっているものも存在しています。
薬ではないといっても、きちんと用法用量を守らないと、めまいだけでなく様々な不調を引き起こすリスクが高くなりますので、必ず目安摂取量を守って下さい。
また、めまいを引き起こした方の中には、「目安摂取量を守っていた!」という方もいます。
これは、目安摂取量がその方の体には過剰な量だったのだと考えられます。
一人一人体型や体質が違うように、薬やサプリの効き方も違いますので、目安摂取量を摂っていてもめまいが起きてしまったという方は、摂取量を半分程度に減らしてみてください。
副作用が出ない、自分にとって適切な量を見極めてプエラリアを摂りましょう。

そしてもう一つの共通点である飲む時期ですが、めまいが起きてしまった方の多くが、飲むのを控えなければならない時期にもプエラリアを飲んでいました。
女性には、エストロゲンの分泌が活発になる「卵胞期」とプロゲステロンの分泌が活発になる「黄体期」があります。
プエラリアには植物性エストロゲンが含まれていますので、エストロゲンの分泌が活発な卵胞期に摂ることでエストロゲンの力をサポートし、美肌やバストアップなどが期待できます。
しかし、プロゲステロンの分泌が活発になる黄体期に植物性エストロゲンを摂取してしまうと、ホルモンバランスが崩れてしまう恐れがあるのです。
ホルモンバランスが崩れた結果、めまいを始めとした、頭痛や吐き気などの副作用を引き起こすのです。
めまいを引き起こさないためには、プロゲステロンの分泌が活発になる黄体期のプエラリア摂取は控えましょう。
または、プエラリアの製品によっては卵胞期用と黄体期用に分かれているものもありますので、そういったものを選ぶのも良いでしょう。

摂取量と飲む時期に気を付けることで、めまいを引き起こすリスクは大きく軽減されます。
とくにプエラリア初心者の方は、少量ずつから始めるようにしましょう。
プエラリアは、飲み方を守って飲み続ければたくさんの効果が期待できるものですので、摂取量と飲む時期にはくれぐれも注意しましょう。

Copyright © プエラリア情報局 All Rights Reserved.