プエラリアと一緒に摂るとよい食品とは？
プエラリアは、女性ホルモンと似た作用を持つ植物性エストロゲンが含まれていることから、継続して摂ることでバストアップや美肌、ＰＭＳの緩和、更年期障害の改善などに効果的であると期待されています。
しかし、それぞれの目的を効率よく叶えるためには、プエラリアだけでなくその他の栄養素を一緒に摂ることも大切です。
そこで今回は、プエラリアを摂る目的別に一緒に摂るとよい食品をご紹介します。
バストアップ
バストアップのためにプエラリアを摂っている方におすすめの食品は、春菊や大葉、レバーなどのビタミンＡが豊富に含まれた食品です。
ビタミンＡは新陳代謝を高めて皮膚や粘膜の機能を正常に保つ働きがあります。
大きさだけでなくハリのある美しいバストのためには、ビタミンＡが含まれた食品を摂りましょう。
また、バストの形を維持するためには、オレンジやアセロラ、ほうれん草などビタミンＣが含まれた食品も摂りましょう。
バストの形を維持しているのは、クーパーじん帯です。このクーパーじん帯は一度でも切れたり伸びたりしてしまうと元の状態に戻ることはありませんので、強化することが大切です。
クーパーじん帯はコラーゲンで出来ていますので、コラーゲンを体内で合成するためにはビタミンＣが欠かせません。
ダイエット
ダイエットのためにプエラリアを摂っている方におすすめの食品は、アーモンドやマカダミアなどのビタミンＥが豊富に含まれたナッツ類です。
ビタミンＥは脂肪燃焼効果を高めて、脂肪を蓄積しにくくする働きを持っていますので、ダイエットにはおすすめです。
プエラリアを摂ると代謝が上がり、空腹を覚える間隔が短くなりやすいので、小腹が空いたときにナッツを摂るようにするとより効果的ですよ。
また、ダイエット中には、ウーロン茶やプーアル茶などカテキンが多く含まれている飲み物を摂るようにしましょう。カテキンにはコレステロール値や中性脂肪値を下げる働きがありますので、ダイエットをサポートします。
美肌、美白
美肌や美白のためにプエラリアを摂っている方におすすめの食品は、パプリカやキウイフルーツなどのビタミンＣがたっぷり入ったものです。
ビタミンＣは、肌の潤いや弾力を維持するコラーゲンの材料になりますし、シミやそばかすのもとである「チロシナーゼ」の働きを阻害する働きも持っています。
また、美肌や美白を邪魔する活性酸素に対する抵抗力を高めるなら、リコピンが含まれているトマトやニンジンもおすすめです。
リコピンは酸化ダメージを軽減し、シワやたるみを予防してくれます。
ほかにも、シミの原因となるメラニンの生成を抑制し、沈着したメラニンの排出を助けてくれるL-システインを合成する鶏肉やチーズ、納豆などもおすすめです。
L-システインは食品の中に存在していないのですが、必須脂肪酸である「メチオニン」を含む鶏肉やチーズ、納豆などを摂ることで体内でL-システインを合成します。
更年期障害の緩和
更年期障害の緩和のためにプエラリアを摂っている方にはおすすめの食品は、かぼちゃ、アボカド、レバー、ごま、豚肉、貝類などです。
かぼちゃとアボカドには豊富なビタミンＥが含まれています。
ビタミンＥにはホルモン分泌調整作用がありますので、更年期障害によって乱れがちなホルモンバランスを整えるように働きます。
レバーとごまは亜鉛が含まれています。
亜鉛は卵巣にも多く含まれている栄養素ですし、女性ホルモンの働きにも影響を与えていますので、積極的に摂るようにしましょう。
豚肉にはビタミンＢ１が、貝類にはビタミンＢ１２が豊富に含まれています。
ビタミンＢ１とビタミンＢ１２は自律神経の働きを維持する作用を担っていますので、更年期によって乱れがちな自律神経を整え、更年期の不調を緩和へと導きます。
プエラリアの成分はほとんどが食物繊維なので、ビタミンやミネラルなどが豊富な食品を一緒に摂ることでより女性ホルモンの働きを高めます。
理想の自分になるために、効果を高める食品を積極的に摂りましょう！