プエラリアを飲まない方がいい周期は?

プエラリアを飲まない方がいい月経周期

女性ホルモンは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が体内で働くことによって、およそ28日周期とされる「月経周期」が形成されています。
月経周期は、月経期・卵胞期・排卵期・黄体期という4つの期間に分けられます。
それぞれの期間に、以下のようなことが行われています。

卵胞期

月経が終わってから排卵日にかけての期間を卵胞期と呼びます。
この期間は排卵を起こすためにエストロゲンの分泌が活発になりますので、肌や髪の毛の調子が最も良い時期です。

排卵期

抱卵期が終わり、エストロゲンの働きによって卵胞から卵管へと卵子が出て行く期間を排卵期と呼びます。

黄体期

排卵が行われ、子宮内膜を厚くするためにプロゲステロンの分泌を活発にする期間を黄体期と呼びます。
この期間はプロゲステロンの分泌が優位になりますので、代謝が滞り肌荒れや便秘など、いわゆるPMS(月経前症候群)を起こしやすくなります。

月経期

生理期間です。
生理中はエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が低下しますので、PMS症状が緩和していきます。

4つの期間の中で、プエラリアを飲まない方がいい周期は「黄体期」と「月経期」です。
まず黄体期は、上記でもご説明した通り、プロゲステロンの分泌が活発になる期間です。
プエラリアに含まれる女性ホルモン作用は植物性エストロゲンですので、プロゲステロンと違う働きをするエストロゲン作用を補ってしまうとホルモンバランスが崩れる恐れがあります。
そして月経期は、エストロゲンとプロゲステロンの分泌量が減少して、ホルモンバランスがとても不安定な時期です。
プエラリアを飲んでエストロゲン作用だけを活性化してしまうと、ホルモンバランスが崩れてしまう可能性があります。
ホルモンバランスが崩れてしまうと、生理不順になったり、頭痛や吐き気などを引き起こしたりと、様々な不調を招いてしまいます。
ホルモンバランスの乱れは不調を招くだけでなく、肌や髪の毛、体型などにも悪影響を及ぼし、女性のキレイを邪魔するのです。
ですから、ホルモンバランスを崩しやすい黄体期と月経期はプエラリアを控えるようにしましょう。

プエラリアを飲むのに最適な周期は?

では、プエラリアを飲むのに最適な周期はいつなのでしょうか?
それは「卵胞期 」です。
卵胞期はエストロゲンの分泌が活発になっているので、4つの期間の中で最も心身のコンディションが良いといわれています。
卵胞期はエストロゲンの分泌をどんどん促す期間ですので、この期間にプエラリアの持つ植物性エストロゲンを補うことで、バストアップや美肌作用、美髪作用、ダイエット作用など、様々な効果が期待できます。

卵胞期にエストロゲンの分泌をしっかりと行うことはPMSの緩和にも良いのです。
PMSの原因はプロゲステロンにあります。
プロゲステロンの本来の役割は排卵を促したり、子宮内膜を厚くしたりと、妊娠をサポートすることにあるのですが、プロゲステロンが優位になるので心身のバランスが崩れやすくなります。
しかし、必要以上にイライラや頭痛、腹痛、腰痛、吐き気などのPMSが顕著に表れてしまう女性は、プロゲステロンの分泌量が他の女性よりも多いと考えられます。
それはつまり、卵胞期でのエストロゲンの分泌が不十分であるともいえます。
エストロゲンの分泌がしっかりとあればプロゲステロン は必要以上に暴走しませんので、プエラリアで植物性エストロゲンを補って、抱卵期にしっかりとエストロゲンを分泌させてPMSを和らげましょう。

プエラリアを摂って植物性エストロゲンを補うことは、体にとっても心にとっても良いことばかりです。
女性の悩みを手助けするプエラリアを始めてみてはいかがでしょうか?

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